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楽天銀行は、先行していた「SBIモーゲージ」に追随する形で、楽天と新生銀行の50%づつの出資により誕生しました。
親会社である「楽天」「新生銀行」ともにネットに強みがありますので、ネットを最大限に利用することでコストを削減し、利用者に低金利の住宅ローンを提供するという仕組みを取り入れています。
この仕組みは、先行している「SBIモーゲージ フラット35」でも取り入れていますので、「インターネットを利用して、金利の安いフラット35を申し込もうとお考えの方」は、「SBIモーゲージ」のほかに「楽天銀行」も選択肢に加えることをお勧めします。
では、いったいどのような方が「楽天銀行」を選べばいいのでしょうか。
それは、「住宅ローンの支払い総額をできる限り抑えたいとお考えの方」ではないでしょうか。さらに、「楽天ショップでよくお買い物をされる方」は、楽天銀行のフラット35に申し込むことで、さらに特典を生かす事ができます。
詳しく説明する前に、フラット35の仕組みをおさらいしてみましょう。
フラット35は、「民間の金融機関の融資したローン債券を住宅金融公庫が譲り受けた後に証券化し、これを投資家に販売する」という仕組みになっているため、利用する際の融資条件は各社ほとんど同じです。
そのため、フラット35を検討する際には、「金利はどうなのか」「融資手数料はいくらなのか」「団体信用保険料が金利に含まれているのか」「どのようなキャンペーンがあるのか」といった事柄について比較しなくてはなりません。
これらの事柄に注目しながら、「楽天銀行」をみてみましょう。
ホームページをご覧いただければお分かりかと思いますが、金利のみを比較した場合、他社のほうが有利なケースもあります。
しかし、事務手数料を大幅に引き下げていますので、完済するまでの支払い総額を含めて考慮すると、他社よりもたいへん有利になります。
これは、金利表示の横にある「実質年率」を比べていただければ、すぐに判断が付きます。
「実質年率」とは、借り入れ金利に事務手数料などの費用を含めた表示金利ですので、この実質年率を比較すれば簡単に支払い総額を比較する事ができます。
これらを総合的に判断すると、住宅ローンの支払い総額をできる限り抑えたいとお考えの方は、楽天銀行のフラット35を選択するといいのではないでしょうか。
ただし、このようにたいへん魅力的な商品ではありますが、気になる事がひとつあります。それは、金利や事務手数料といった利用条件が、キャンペーンによって定期的に改定されるという点です。
楽天銀行は支払い総額ランキング1位を目指しています。
そのため、継続的に新たなキャンペーンを実施していく事が予想されますので、タイミングさえ合えば、さらに条件が良くなるケースもあります。
仮に、それらのキャンペーン期間から外れたとしても、ネットから手軽に申し込みができるということを考慮すると、楽天銀行のフラット35を最も有利な選択肢のひとつとお考えになってもいいのではないかと思います。
楽天銀行・・・楽天銀行が返済口座の場合、融資手数料が融資額の1.05%と、業界最低水準の金利・手数料で人気。
SBIモーゲージ・・・・業界最低水準の金利で人気。
新生銀行 ・・・保証料無料、繰り上げ返済手数料無料などで人気の住宅ローン。借換もOK。
住信SBIネット銀行 ・・・・最大2.3%~の低金利で人気。35年固定や、借換もOKな住宅ローン。